札幌を守護する霊山・円山の北の麓で、陽の気が満ちた「北海道神宮」

●パワースポットタイプ:平地龍
●アクセス:北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
        公共交通機関/地下鉄東西線円山公園駅下車、徒歩15分。JRバス神宮前停留所下車、徒歩1分。車/JR札幌駅から15分、道央自動車道「新川IC」または札幌自動車道「札幌西IC」から宮の森方面へ。
《概要》
原始林を抱く標高226メートルの円山は、開拓時代から北海道の本府(首都)・札幌を守護する霊山とされてきました。

北海道開拓の父として知られる島義武(しまよしたけ)が、明治2年(1869年)に開拓使主席半官に就任、当時原野だった札幌を「五州第一の都」(世界一の都)にしようと奔走しました。

そして東京でお祀りしていた北海道開拓の守護神である開拓三神の御霊代(みたましろ)を運び、現在の場所に仮社殿を建てましたが、それが円山の北の麓に建立された札幌神社で、後の北海道神宮になります。

円山は、「金星」と呼ばれる吉相の形体で、山はほぼ独立しており、東・西で平地に面し、南は標高130メートル地点にコブのように盛り上がった2つの低い丘・双子山に、北は北海道神宮に面しています。

金星形をした山の中でも、円形で標高が高く秀麗なものは「太陽」と呼ばれ、その形状をした円山は普く照らす太陽のような存在といえます。

その山裾にある北海道神宮は、円山からのエネルギーの影響を色濃く受けており、札幌ドームの3倍以上もの広さを有する道内最大の神社の境内には、さまざまな種類の樹木が茂り、春は桜の名所として、また初詣や結婚式など年間を通して多くの人が訪れています。

円山のように、平地に突如として隆起している起伏のある山を風水では「平地龍」と呼びますが、風水においては山を分析することを「龍法」といい、山龍(山)と水龍(川)の2つのエネルギーを対象とします。

さらに、山龍と平地龍を区別しなくてはならず、山龍とは高低の起伏をともなう山と山の連なり(山脈)のことで、平地龍とは平原の上に出現した単独の峰である起伏のことをいいます。

平地龍のように平地の起伏を分析する方法を「平陽法(へいようほう)」と呼んで、平原や田んぼなどの起伏で発生するエネルギーについて見ていきます。

北海道神宮は、円山からなだらかに平地へと移行してゆく場所にあり、風水ではこのような傾斜は「平化陽(へいかよう)」と呼ばれ、吉地とされています。

《ご利益》
円山と双子山はどちらも金星の形をしており、風水における「天機九星(てんききゅうせい)」という区分では、標高の高い金星は太陽、円山から南に続く双子山は背が低く、このような金星は太陰(月)にたとえられ、この北海道神宮は日月の気の調和を感じられます。

龍穴の前にある開けた空間・明道(めいどう)にある本殿は広く取られ、豊富な陽気を集めており、元気のない時や、落ち込んだ時、うつうつとした気分の時、パワーや一歩を踏み出す勇気が欲しい時に参拝して、境内で時間を過ごすとよいといわれています。